フランスに住んでみると、「えっ、こんな文化があるの!?」と驚くことがたくさん。日本とは違うフランスのユニークな習慣や考え方を知ることで、もっとフランス生活が楽しくなる!今回は、40代フリーランスの猫太郎が、フランスで体験した「ユニークな文化TOP5」を紹介するよ。フランスのリアルな日常と、日本とのギャップを一緒に楽しんでみよう!
目次
「挨拶はビズ(頬キス)」は当たり前!?
ビズって何?フランス流の挨拶文化
フランスでは、親しい間柄の人と会うとき、頬を軽くキスする「ビズ(La bise)」が一般的な挨拶。日本では会釈やお辞儀が主流だけれど、フランスではこのビズが日常的に行われている。
▶ 地域によってビズの回数が違う!?
- パリでは 2回が一般的。
- 南フランスでは 3回以上することも。
- 一部の地方では 4回というケースも!
▶ ビズをする相手の基準
- 家族や親しい友人とはほぼ確実にビズ。
- 仕事関係では基本的に握手、でも仲が良いとビズすることも。
- フランス人同士でも、どのタイミングでビズするかは微妙に違う。
▶ ビズのポイント
- 実際に唇を頬に触れさせるわけではなく、「軽く顔を近づけて音を立てるだけ」
- 初対面の場合は、相手の様子を見て判断するのがベスト!
猫太郎の体験談:「最初は戸惑ったけど、今は慣れた!」
フランスに来たばかりの頃、フランス人の友人が挨拶のときに顔を近づけてきてビックリ!日本なら軽く会釈するだけだから、反射的に後ずさりしそうになったよ。何も知らないと「えっ、何が始まるの?」と焦るよね。
特に最初の頃は、ビズのタイミングがわからず、相手の動きについていけなかったことも(笑)。「どっちから始めるの?」「何回するの?」と戸惑って、ぎこちなくなったことが何度もあったよ。
でも、何度か経験すると「あ、ビズね!」と自然にできるように。今では、フランス人の友人と会うときに、当たり前のようにビズをするようになったよ。最初はドキドキするけど、「郷に入っては郷に従え!」の精神で、思い切ってやってみるのがコツ!

フランス人はカフェで長時間過ごす!
コーヒー1杯で何時間も…?
日本のカフェでは、「飲んだらすぐ出る」が当たり前。でも、フランスではカフェの使い方が全然違う!
▶ フランスのカフェ文化の特徴
- コーヒー1杯で何時間も滞在OK!
- 友達との会話を楽しんだり、本を読んだり、仕事をしたり…自由な過ごし方。
- テラス席に座って、行き交う人々を眺めるのもフランス流。
- カフェは「くつろぐ場所」であり、「社交の場」でもある!
▶ 注文のスタイル
- エスプレッソが基本(コーヒーと言えば「カフェ=エスプレッソ」のこと)
- ミルク入りのカフェ・クレーム(カフェオレ)は朝の飲み物とされる。
- カフェで頼むのは飲み物だけでもOK。食事をしなくても問題なし!
猫太郎の実感:「1時間以上いても誰も気にしない!」
日本では「長時間いるのは迷惑かな?」と気にすることが多いけど、フランスでは誰もそんなことを気にしない。むしろ「カフェでゆっくり過ごすのは当たり前!」という雰囲気。
最初は、コーヒー1杯で長時間座っていても大丈夫なのか不安だった。でも、周りを見てみると、隣のテーブルの人はずっと同じカップでおしゃべりしているし、本を読んでいる人もたくさん。「なるほど、こうやって過ごすのがフランス流なんだ!」と気づいたよ。
ある日、1人でカフェに入ってみたんだけど、注文したエスプレッソをゆっくり飲みながら、何もせずに外を眺めていた。すると、時間が経つのがとてもゆったり感じられて、「カフェでのんびりするのも悪くないな」と思うようになったんだ。
今では、週末はお気に入りのカフェでゆっくりするのが習慣になったよ。フランスに来たら、ぜひ「カフェ時間」を楽しんでみてほしい!
フランスの「サービス精神」は意外とドライ
「お客様は神様です」じゃない!?
日本では、お客さんは常に大切に扱われるのが当たり前。でも、フランスでは「お客さんも店員も対等な関係」という考え方が主流。
▶ フランスの接客スタイル
- 店員は「サービスを提供する人」であり、お客さんと対等な立場。
- 「Bonjour!(こんにちは)」を言わないと、対応がそっけないことも。
- 日本ほど丁寧な接客は期待できないが、リラックスした雰囲気がある。
▶ 注文時の注意点
- 注文を取るのが遅いことが多いので、焦らない。
- 店員を呼ぶときは、「Excusez-moi(すみません)」が基本。
- 会計を済ませたあとも、すぐに出る必要はなく、ゆっくりしてOK。
猫太郎の学び:「適度なフランクさが大事!」
最初は「なんでこんなに対応がそっけないの?」と驚いたけど、フランスでは「フレンドリーに接すると、相手も優しくなる」ことに気づいた。
例えば、最初に「Bonjour!」と笑顔で挨拶すると、その後の対応が全然違う。逆に、何も言わずに「これください」とだけ言うと、店員も素っ気なくなることが多い。
「お客様は神様」ではなく、「お互いにリスペクトし合う関係」がフランス流。適度なフランクさを持って接すると、フランスの接客も意外と心地よく感じるようになったよ!
フランス人は「日曜日は仕事しない」が基本!
日曜日はスーパーも閉まる!?
フランスでは「日曜日は休むもの」という考え方が根付いている。そのため、多くのスーパーや商店が日曜日には営業しない。
▶ フランスの日曜日の特徴
- スーパーや商店の多くが日曜日は休業。
- 家族と過ごす日として、レストランや公園はにぎわう。
- 週末に買い物をするなら土曜日に済ませるのが鉄則!
▶ 開いている店もある?
- 一部のパン屋や小さな商店は午前中のみ営業している。
- 観光地では例外的に開いているお店も。
猫太郎の失敗談:「日曜に買い物に行って絶望…!」
フランスに来たばかりの頃、日曜日にスーパーへ行こうとしたら全部閉まってた…。お腹が空いても、開いているのはパン屋くらい。「買い物は土曜日のうちに済ませる!」というフランスの生活リズムを学んだよ。
週末に買い物をするなら土曜日にしっかりストックを買っておくのがポイント!

フランスの食事は「みんなで楽しむ時間」
「食事はコミュニケーションの場」
フランスでは、食事はただ食べるだけの時間ではなく、「会話を楽しむ場」という考え方が根付いている。
▶ フランスの食事スタイル
- 食事の時間は長め!会社のランチタイムも1時間以上が普通。
- 夕食は家族や友人とゆっくり食べる。
- ワインやチーズなど、食後も続く「余韻を楽しむ文化」がある。
▶ 食事中の会話は必須!?
- 日本のように「黙々と食べる」は少ない。
- 食事中もずっと会話をしている。
- 「食べること=人生を楽しむこと」という考えが強い。
猫太郎の発見:「食事は人生の楽しみ!」
フランスに来て驚いたのは、食事の時間がとにかく長いこと!
日本では「早く食べて、次の仕事へ」という感じだけど、フランスではランチでも1時間以上かけてゆっくり食べるのが普通。夕食に至っては、前菜・メイン・デザートとコースのように楽しむことも多く、会話が絶えない。
最初のうちは、「えっ、まだ終わらないの?」とソワソワしたけれど、慣れると「食事の時間が充実しているっていいな」と思うようになったよ。
ある日、フランス人の友達とディナーに行ったとき、「今日は長くなるよ」と言われたんだけど、本当に4時間くらい食べて喋っていた(笑)。でも、不思議と時間があっという間に感じたんだ。
今では、食事は「ただお腹を満たすもの」ではなく、「大切な人と一緒に楽しむ時間」になった。フランスの食文化には、「人生を味わう」という精神が根付いている んだと実感したよ。
まとめ:フランスのユニークな文化を楽しもう!
文化の違いを知ることは、新しい世界を楽しむ第一歩!
フランスの文化には、日本とは違うユニークな部分がたくさん!最初は戸惑うこともあるけれど、違いを知って楽しむことで、もっとフランス生活が面白くなるよ!
猫太郎のフランス生活、これからも続く!
フランスに住んでいると、日本との違いに驚くことがまだまだたくさんある。時には戸惑うこともあるけれど、新しい文化に触れるのはワクワクする経験だよね。
これからもフランスのユニークな文化を発見しながら、日々の暮らしを楽しんでいくよ!あなたも、もしフランスに訪れる機会があれば、ぜひ文化の違いを体験してみてね!