「フランスに移住したい!」そう思っても、実際の生活ってどんな感じか気になるよね?特に40代フリーランスとしての移住は、不安も多いはず。猫太郎も最初は「家探しはどうする?」「仕事は続けられる?」「フランス語できなくても大丈夫?」と悩んでた。でも、実際に1年住んでみて、リアルな体験談を語れるようになった!本記事では、フリーランスとしてフランス移住した1年目のリアルな生活、仕事、苦労したこと、そして感じた「移住の現実」をお届けするよ!
目次
40代フリーランスのフランス移住1年目、どうだった?
フランス移住前の準備と心構え
移住前は、ワクワクする気持ちと不安が入り混じってた。40代での移住って、20代のワーホリとは違って「住む場所・仕事・生活の基盤をすぐに作らなきゃ!」というプレッシャーがある。特に準備しておいてよかったと思うのは、次の3つ。
✅ ビザの取得:フリーランスなら「職業活動ビザ」や「パスカルタ・タラン」など選択肢がある。書類準備に時間がかかったから、移住を考えたら早めにリサーチすべき!
✅ 住まいの下調べ:フランスは家を借りるのがめちゃくちゃ大変。保証人が必要だったり、収入証明を求められたりするから、「どうやって家を借りるか」を事前に考えておくのが重要。
✅ 仕事の確保:フリーランスだからこそ、フランスでの生活を支える収入が大事。日本のクライアントとの仕事を続ける形を取るのか、現地で新しい仕事を探すのか、事前に戦略を立てておくとスムーズ!
移住直後に苦労したこと3選(家探し・銀行口座・スマホ契約)
フランスに到着してすぐにぶつかった壁…それが、家探し・銀行口座開設・スマホ契約の3大トラブル!
1. 家探し:賃貸契約がめちゃくちゃ厳しい
フリーランスは「定収入がない」と見なされることが多く、家探しに苦労した。フランスでは、収入の3倍以上の家賃を払える証明が必要で、「ギャラン(保証人)」がいないと審査が通りにくい。
▶ 解決策:日本の貯金や契約書をフル活用!
猫太郎は、貯金額を証明する書類+仕事の契約書を見せて、何とか審査を通した。

2. 銀行口座:なかなか作れない!
「家がないと銀行口座を作れない、でも口座がないと家も借りにくい」というフランス特有のループにハマった。
▶ 解決策:オンライン銀行を利用!
猫太郎は最初にN26(ドイツのオンライン銀行)を利用。フランスの大手銀行(BNP Paribas, Société Généraleなど)は、口座開設のハードルが高かったから、まずはオンライン銀行で仮の口座を作り、後で正式な銀行に切り替える作戦を取った。
3. スマホ契約:SIMカードがすぐに使えない!?
「フランスに着いたらすぐにSIMを買おう!」と思ってたけど、契約にはフランスの銀行口座が必要なことが多く、手続きに時間がかかった。
▶ 解決策:プリペイドSIMを使う!
フランスには「Free Mobile」や「SFR」のプリペイドSIMがある。銀行口座がなくても買えるから、最初の1ヶ月はプリペイドSIMで乗り切った。
フリーランスとして仕事を続けるのは可能?
結論:日本のクライアントとの仕事を続ければ問題なし!
フリーランスとしてフランスに移住して、一番の不安は「仕事が続けられるか?」だった。でも、結局のところ、日本のクライアントとの仕事をキープできれば、生活は安定する。
▶ ポイント1:時差を味方にする
フランスは日本より8時間遅れ。午前中は自由時間にして、午後から夜にかけて日本の仕事をするスタイルにすれば、無理なく働ける。
▶ ポイント2:オンライン会議はフレキシブルに
日本のクライアントとの打ち合わせは夜に入ることが多い。でも、「早朝のミーティング(フランス時間7時、日本時間15時)」なら、意外とスムーズに調整できる。
▶ ポイント3:現地での仕事も視野に入れる
フランスでの仕事を増やすなら、コワーキングスペースでのネットワーキングが鍵。日本人向けのデザインやウェブ制作の需要もあるから、徐々にフランスの案件にも挑戦中!
フランスの生活費はどれくらい?移住1年目のリアルなお金事情
住居費・生活費・税金…フリーランスにかかるお金は?
フランス移住で一番気になるのは、「実際の生活費ってどれくらい?」ということ。猫太郎がこの1年でかかったお金をざっくりまとめると、こんな感じだった👇
✅ 家賃:800〜1200ユーロ(約13万〜19万円)(エリアによる)
✅ 食費:250〜400ユーロ(約4万〜6.5万円)(自炊中心+たまに外食)
✅ 交通費:85ユーロ(約1万4000円)(Navigoパス)
✅ 光熱費・通信費:50〜100ユーロ(約8000円〜1.6万円)
✅ 健康保険(Sécurité Sociale+Mutuelle):100〜200ユーロ(約1.6万〜3.2万円)
✅ その他の雑費・交際費:100〜300ユーロ(約1.6万〜4.8万円)
👉 合計:1400〜2300ユーロ(約22万〜37万円)
家賃が一番の固定費だけど、食費や交際費を調整すれば、月20万円台でも生活は可能!

節約生活vs.贅沢生活!どこで差がつく?
猫太郎が1年住んでみて感じたのは、「生活費は工夫次第でかなり変わる」 ということ。
💰 節約派(20万円以下)
- 若干郊外やシェアハウスに住む(モントルイユやヴァンヴなら家賃800〜900ユーロ)
- スーパー&マルシェで自炊メイン(週50ユーロで食材を揃えられる)
- カフェや外食を控えめに(月1〜2回の外食ならOK)
- Navigoパスを活用(メトロ&バス乗り放題で交通費を固定)
- 無料のイベントや公園で過ごす
🍷 贅沢派(30万円以上)
- パリ中心部(6区・7区)に住む(家賃1500ユーロ超え)
- 外食が多め(週3回以上のレストラン通い)
- カフェでのんびり作業(コーヒー1杯4〜6ユーロ)
- ジムや趣味にお金をかける(月50〜100ユーロの会費)
節約派なら20万円前後、贅沢派なら30万円以上は見ておいたほうがいい。自分のライフスタイルに合わせて、バランスを取るのがポイント!
フランスでの銀行口座とクレジットカードの壁
フランスに住むなら、現地の銀行口座は必須! でも、移住1年目は銀行口座を作るのにめちゃくちゃ苦労した…。
フランスの銀行口座を作るために必要なもの
- 住居証明(EDFの電気代請求書など)
- パスポート
- 滞在許可証(ビザ)
- 収入証明(フリーランスは契約書や銀行残高証明が必要)
▶ 解決策:まずはオンライン銀行!
「BNP Paribas」や「Société Générale」といった大手銀行は口座開設のハードルが高いから、猫太郎はN26(ドイツのオンライン銀行)を最初に利用。その後、正式にフランスの銀行口座を開いた。
クレジットカード問題
フランスでは「デビットカード(Carte Bancaire)」が一般的で、日本のクレジットカードのような使い方ができないことが多い。
- フランスの銀行口座がないと、フランスのクレジットカードは作れない
- 日本のクレカが使えない場合もある(特にオンライン決済)
▶ 解決策:RevolutやWiseを活用!
猫太郎はRevolut(イギリスのモバイルバンク)を活用して、フランスと日本の間でスムーズに送金&支払いをしてる。
フリーランスの仕事と働き方、フランスでのリアルな現実
日本のクライアントとの仕事をどう続ける?
フリーランスとしてフランス移住するなら、日本のクライアントとの仕事をどう維持するか?が一番のカギ。猫太郎も最初は、「フランスに移住したら、日本の仕事が減るんじゃ…?」と不安だった。
▶ 結論:工夫すれば問題なし!
フリーランスの仕事を続ける上で大事なのは、「時差」と「コミュニケーション」の工夫。
✅ 時差を味方にする
フランスと日本の時差は8時間(冬時間は9時間)。この差をうまく活用して、午前中は自由時間 → 午後〜夜に仕事 というスタイルにすることで、日本のクライアントとスムーズにやり取りできる。
✅ 連絡ツールを整える
フランスに移住する前に、日本のクライアントと連絡手段を確定しておくのも大事。猫太郎の場合は、
- SlackやChatworkでやり取り(時差を気にせず連絡できる)
- ZoomやGoogle Meetの時間を固定(「毎週◯曜の夜はミーティング」など)
- 即レスできる範囲を決める(夜はフランス時間の何時まで対応するか)
こうすることで、日本の仕事をしながらフランス生活を楽しむことができた!

フランスで新しい仕事を見つけるには?
「フランスでも仕事を増やしたい!」と思ったら、現地での仕事の取り方を知ることが大事。日本と違って、フリーランスの仕事の探し方には特徴がある。
フリーランスがフランスで仕事を見つける方法
- コワーキングスペースやイベントで人脈を作る
- フリーランスはネットワーキングが超重要!
- 猫太郎も最初は「WeWork」や「Anticafé」などのコワーキングスペースを利用。
- 現地のフリーランス向けイベント(MeetupやLinkedInイベント)に参加すると、新しい仕事につながることも!
- フランスのフリーランス向けプラットフォームを活用
- 日本なら「ランサーズ」や「クラウドワークス」だけど、フランスには「Malt」「Hopwork」などのフリーランス向けサイトがある。
- プロフィールをしっかり作れば、現地の企業や個人から仕事を依頼されることも。
- 日本人向けの仕事を狙う
- フランス在住の日本人経営者や日系企業では、日本人フリーランスを探していることが多い。
- 「パリ日本人掲示板」や「フランス日本人向けFacebookグループ」に登録すると、仕事の募集が見つかる。
▶ 結論:「日本の仕事+フランスの仕事」の両立がベスト!
フランスで仕事を増やすのは時間がかかるけど、日本のクライアントと安定した収入を確保しつつ、現地の仕事を少しずつ増やしていくのが最適解!
コワーキングスペースやカフェ、どこで仕事するのがベスト?
フリーランスなら、「どこで仕事するか?」も重要なポイント。フランスでは、自宅作業・コワーキングスペース・カフェの3つが主流。
働き場所:それぞれのメリット&デメリット
自宅作業(最も経済的!)
- ✅ お金がかからない
- ✅ 自分のペースで集中できる
- ❌ 孤独感がある
- ❌ フランスのアパートは狭めで、ワークスペースの確保が難しい
コワーキングスペース(仕事に集中できる!)
- ✅ Wi-Fiやプリンター、会議室が使える
- ✅ 他のフリーランスと交流しやすい
- ❌ 料金が高め(月150〜300ユーロ)
- ❌ 移動が面倒なことも
カフェ作業(パリならではのおしゃれワーク!)
- ✅ コーヒー1杯で数時間作業できる
- ✅ 街の雰囲気を楽しみながら仕事できる
- ❌ Wi-Fiが遅いことがある
- ❌ 店によっては長時間作業NG
▶ 結論:「自宅+カフェ+コワーキング」を組み合わせるのが最強!
猫太郎のおすすめワークスタイルは、
- 午前:カフェでメールチェック&軽い作業
- 午後:コワーキングスペース or 自宅でがっつり仕事
- 気分転換したいとき:公園や図書館で作業
フリーランスだからこそ、場所を変えて作業することで、生産性も上がるし、フランスの雰囲気も楽しめる!
文化の違いと移住後の生活!驚いたこと&戸惑ったこと
フランスの「時間の流れ」は日本と全然違う?
フランスに住んでみて一番驚いたのは、「時間の流れ」が日本とまったく違うこと!日本だと、何事も「時間厳守」で進むけど、フランスでは「時間はあくまで目安」という感覚が強い。
▶ 例①:役所の手続きが遅すぎる!
フランスの行政手続きは、とにかく時間がかかる。猫太郎が滞在許可証(Titre de séjour)を申請したときも、「3週間で発行される」と言われたのに、結局2ヶ月以上かかった…。
▶ 例②:電車やバスが時間通りに来ない!
フランスの公共交通機関は遅れることが当たり前。特にストライキがあると、「今日は電車が動きません」 なんてことも。
対策:日本の感覚を捨てて「フランス時間」に慣れること!
- 行政手続きは早めに準備する(期限ギリギリだと間に合わない)
- 電車やバスは「遅れるもの」と考えて余裕を持つ
- アポの時間は少し遅れてもOK(でも、大事な場面では守る)
日本人が気をつけるべき「契約文化」とトラブル
フランスでは、「契約書がすべて」 という文化が強い。口約束で済むことは少なく、どんなことでも書面での契約が求められる。
▶ 例①:家を借りるのも契約書が超重要!
フランスでは、賃貸契約がとても厳しく、保証人や収入証明が求められる。口約束だけで進めると、あとでトラブルになることも。
▶ 例②:仕事でも契約書がないと危険!
フリーランスとして働くときも、「口約束だけで進めていたら、報酬が支払われなかった…」なんてケースもある。猫太郎も、最初に小さな仕事をしたときに契約書なしで進めたら、クライアントが途中で消えて未払いに…。
対策:フランスでは「何でも契約書を作る」が鉄則!
- 賃貸契約は内容をしっかり確認する(退去時の条件など)
- 仕事の契約は、必ず書面で取り交わす(メールのやり取りだけでも証拠になる)
- サービスを申し込む前に、解約条件を確認する(フランスは解約手続きが面倒なことも多い)

フランス人の友達作り!社交的な国での人間関係
フランス人は、とにかく社交的!でも、日本人とは「友達になるまでの距離感」が違う。
▶ 例①:初対面でもよく話しかけてくる!
カフェや公園でぼーっとしていると、知らない人が話しかけてくることがある。「日本人?」「フランスはどう?」と、気軽に会話が始まるのがフランス流。
▶ 例②:パーティー文化が強い
フランスでは、友達同士でアペロ(Apéro:お酒を飲みながらつまむ軽い食事)をするのが定番。友達の家に招かれることも多い。
▶ 例③:親しくなるには時間がかかる
フランス人はフレンドリーだけど、「本当に親しい友達」になるには時間がかかる。猫太郎も最初は「みんな仲良さそうに見えるのに、実は距離がある?」と感じたことがある。
対策:フランス流の社交術を取り入れる!
- 知らない人とも気軽に話す(挨拶が大事!)
- アペロやイベントに参加する(誘われたらできるだけ行く)
- 焦らずじっくり関係を築く(最初の印象だけで判断しない)
まとめ:40代フリーランスがフランスで生きていくために大切なこと
移住1年目を振り返って感じた「成功のカギ」
フランスでの1年間は、新しい発見と挑戦の連続だった。移住前に想像していたことと、実際に体験して分かったことは大きく違っていた。猫太郎がこの1年で学んだ「移住成功のカギ」は、次の3つ!
✅ 「日本の仕事を持ちつつ、現地での仕事も少しずつ広げる」
- フリーランスは、日本のクライアントを維持しながら、フランスの仕事を徐々に増やすのが最適解。
- フランスだけで仕事を確保するのは難しいが、ネットワーキングを活用すればチャンスも増える。
✅ 「フランスの時間感覚に慣れる!」
- 役所の手続きや電車の遅延は「普通のこと」と考えて、焦らず対応する。
- 日本のスピード感を求めすぎるとストレスになるので、余裕を持って行動する。
✅ 「社交的に動いて、フランスの人間関係を楽しむ」
- 初対面でも挨拶をしっかりする。
- アペロやイベントに参加し、少しずつ人脈を作る。
- フランス人の「距離感」を理解し、焦らず付き合う。
40代フリーランスがフランスで生き抜くためのアドバイス!
フリーランスとしてフランス移住を成功させるためには、「柔軟な考え方」と「自分のペースを持つこと」が大切。そこで、猫太郎からのアドバイスをまとめるよ!
1. 移住前にできるだけ準備をする!
- ビザ、住居、銀行口座など、できるだけ下調べをしておく。
- フリーランスなら、日本の仕事を安定させてから移住するのがベスト!
2. 生活コストをコントロールする!
- 住む場所、食費、交通費を工夫すれば、20万円台でも生活可能。
- 外食を控え、マルシェやスーパーを活用する。
3. 仕事のリズムを自分で作る!
- フリーランスだからこそ、日本の時間に合わせすぎず、自分のペースで働く。
- コワーキングスペースやカフェを使い分けて、効率的に仕事を進める。
4. フランス人の価値観を理解する!
- 「時間にルーズ」「契約重視」「社交的」というフランスの文化を理解して、無理に日本のやり方を押し付けない。
- 「フランス流」を受け入れつつ、自分なりのバランスを見つける。
おわりに
1年目のフランス移住は、決して楽なことばかりじゃなかった。でも、「日本とフランスの違いを楽しむ気持ち」を持つことで、毎日が新しい発見になった。40代でもフリーランスでも、フランス移住は決して不可能じゃない。むしろ、新しい挑戦をするのに最高のタイミングかもしれない!
「フランスで暮らしたい」と考えているなら、ぜひ一歩を踏み出してみてほしい!