40代フリーランスのパリでの生活費はいくら?家賃・食費・交通費を徹底解説!

40代フリーランスのパリでの生活費はいくら?家賃・食費・交通費を徹底解説!

「パリで暮らしてみたい!」そう思ったことがある人、多いんじゃないかな?でも、実際の生活費ってどれくらいかかるのか気になるよね。猫太郎もフランスに移住する前は、「家賃ってどのくらい?」「フリーランスでもやっていける?」って不安だった。でも、実際に暮らしてみると、工夫次第でコストを抑えつつ快適に過ごせることがわかったんだ。

例えば、家賃を抑えるために最初はシェアハウスに住んでみたんだけど、プライバシーがなさすぎて結局一人暮らしに移行した話とか、フランスのスーパーで野菜の価格が高すぎて驚いた話とか、実体験を交えながらパリのリアルな生活費を紹介していくよ!

パリで暮らす40代フリーランスのリアルな生活費

パリでの生活費は、「高い!」ってイメージがあるけど、実際どれくらいかかるのか気になるよね?猫太郎もフリーランスとしてパリに移住して、最初の頃は「家賃にこんなにかかるの⁉」ってびっくりしたもの。でも、慣れてくると節約のコツも見えてきたし、意外と工夫次第でどうにかなる部分もあるんだよね。

ここでは、家賃・食費・交通費のリアルな金額を紹介するよ!

住居費:家賃はどのくらい?

まず、パリでの家賃だけど、フリーランスが住みやすい部屋の相場は1,200〜2,000ユーロ(約19万〜32万円)くらい。もちろんエリアによるけど、ワンルームでも1,000ユーロ以下で住めるところは少ないんだよね。

家賃相場(パリ市内)

  • ワンルーム(20㎡〜30㎡):1,200〜1,500ユーロ(約19万〜24万円)
  • 1LDK・2LDK(40㎡〜50㎡):1,500〜2,000ユーロ(約24万〜32万円)
  • シェアハウス:600〜1,200ユーロ(約9.5万〜19万円)
猫太郎
猫太郎

猫太郎は、最初に探したワンルームが1,400ユーロ(約22万円)だったんだけど、水回りが微妙でめちゃくちゃ後悔…!しかも、壁が薄くて隣人の生活音が丸聞こえ。フランスでは「古い建物の方が価値がある」とされていて、音の問題が結構あるんだよね。契約前に壁の厚さ&水回りは要チェック! これ、超大事。

食費:自炊 vs. 外食、どっちが得?

食費も気になるポイント!外食が多いとかなりコストがかかるから、自炊をうまく取り入れるのがカギになるよ。

食費の目安(月額)

  • 自炊メイン:250〜400ユーロ(約4万〜6.5万円)
  • 外食メイン:600〜1,000ユーロ(約9.5万〜16万円)

パリはレストランが高いから、ランチ1回15〜20ユーロ、ディナーは40ユーロ超えも普通。でも、マルシェやスーパーを活用すると、自炊のコストはかなり抑えられる!

「せっかくフランスにいるんだから、毎朝カフェでクロワッサンとカフェオレを!」って思ってたけど、意外とカフェ代がバカにならない(1回5〜7ユーロ)。最初の1ヶ月で「やばい、これ続けたら破産する…!」と気づいて、途中からスーパーのバゲット+家でコーヒーにチェンジ。これでかなり節約できたよ。

交通費:パリ市内の移動コストをチェック!

パリの交通費は、日本に比べて定額制のNavigoパス(月額86.40ユーロ/約1.4万円)を使うとお得!これがあれば、地下鉄・バス・トラム・RER(近郊鉄道)すべて乗り放題だから、通勤がある人には必須アイテム。

交通費の目安

  • Navigoパス(月額):86.40ユーロ(約1.4万円)
  • 1回乗車券(メトロ):2.15ユーロ(約340円)
  • 電動キックボード・レンタサイクル:月額20〜40ユーロ(約3,200円〜6,500円)

パリの家賃事情!40代フリーランスに向いている住まいとは?

パリでの家探し、「家賃高すぎる!」ってなるよね…。フリーランスだと特に、「広めの作業スペースがほしいけど、家賃は抑えたい!」っていうジレンマにぶつかるはず。

でも、住むエリアや物件の選び方次第で、仕事しやすくて快適な家が見つかるよ!ここでは、40代フリーランスに向いている住まいを紹介していくね。

パリのエリアごとの家賃相場をチェック!

パリは 20の区(アロンディスマン)に分かれていて、エリアによって家賃が大きく違う!どのエリアに住むかで生活スタイルも変わってくるから、まずはざっくり家賃相場をチェックしてみよう。

家賃相場(1LDK / 約40㎡の場合)

  • 中心部(1区〜7区):1,800〜2,500ユーロ(約28万〜40万円) → 超高級エリア
  • おしゃれエリア(9区・10区・11区):1,500〜2,000ユーロ(約24万〜32万円)
  • コスパ重視(13区・14区・15区・20区):1,200〜1,800ユーロ(約19万〜28万円)
  • 郊外(ブーローニュ・モントルイユなど):800〜1,500ユーロ(約13万〜24万円)

猫太郎、最初は「パリらしい雰囲気のエリアがいい!」と思って11区に住んだんだけど、夜の騒音がすごい! 近所にバーが多くて、深夜まで人の声が聞こえるし、ゴミ収集車が朝5時にガタガタ…💦 結局、仕事に集中できなくて半年で引っ越したよ…。夜静かに過ごしたいなら、13区や15区がオススメ!

シェアハウスvs.一人暮らし、どっちがいい?

パリは家賃が高いから、フリーランスの人でもシェアハウスを選ぶことが多いんだよね。でも、静かに仕事がしたいなら、一人暮らしの方がいい場合も。

シェアハウスvs.一人暮らしそれぞれのメリット・デメリット

シェアハウス一人暮らし
家賃600〜1,200ユーロ(約9.5万〜19万円)1,200〜2,000ユーロ(約19万〜32万円)
仕事環境共同スペースがある場合も自分のペースで集中できる
生活コスト水道・光熱費込みが多く節約できる全部自分で払うので割高
騒音他の住人次第静かに過ごせる
フランス語の上達ルームメイトと交流できる使う機会が減る

猫太郎は、日本でもシェアハウスに住んでたし、いいなあと思ってたんだ。だから最初の半年はシェアハウスに住んでみたんだけど、ここでは個室じゃなかったし、リビングでルームメイトが夜遅くまで映画を観てて、なかなか寝られなかった…!フリーランスで仕事時間が不規則だから、やっぱり「静かに作業できる環境が必要」と思って、一人暮らしに切り替えたよ。

フリーランス向けの物件選びのポイント

「仕事がしやすい家」を選ぶために、次のポイントを押さえておこう!

物件探しのチェックリスト

  • Wi-Fi環境がしっかりしている → 光回線対応の物件がオススメ!
  • 作業スペースが確保できる → ベッドの横に小さいデスク…だと集中できない!
  • 騒音が少ない → カフェやバーが少ないエリアを選ぶ
  • スーパーや飲食店が近い → 自炊派なら、マルシェの近くが便利!
  • 契約時の書類(収入証明など)を準備する → フリーランスは審査が厳しいので要注意!
猫太郎
猫太郎

パリで快適に暮らすためには、エリア選びと物件の条件がめちゃくちゃ大事!
「おしゃれエリア」にこだわるより、仕事環境が整ってるか?を重視しよう!

毎月の生活費を抑えるコツと節約ポイント

スーパー・マルシェを賢く活用する方法

パリでの生活費の中で、食費は意外と節約しやすいポイント。というのも、スーパーやマルシェ(市場)をうまく活用すれば、外食よりもずっと安く済ませられるからだ。

例えば、猫太郎がよく利用するのは「リドル(Lidl)」や「アルディ(Aldi)」といったディスカウント系のスーパー。特にリドルは、質の良い食材が手頃な価格で手に入るので、フリーランス仲間の間でも人気だ。週に1回、ここでまとめ買いをすれば、食費を大きく抑えられる。

また、マルシェでは閉店間際の時間帯に行くのがポイント! 例えば、日曜日の昼過ぎに行くと、野菜や果物が「まとめて5ユーロ!」みたいな破格の値段で売られていることもある。猫太郎も最初は普通の時間帯に行っていたけど、ある日フランス人の友達に「16時過ぎに行くと安くなるよ」と教えてもらって、それ以来ずっとその時間に行ってる。

外食費を節約!フランス流の安くて美味しい食事

「パリの外食は高い!」ってよく聞くけど、実は探せば安くて美味しいものもたくさんある。

例えば、パリのブーランジェリー(パン屋)では、サンドイッチやキッシュが5〜7ユーロ(約800円〜1200円)くらいで買える。特に、バゲットサンドはボリュームたっぷりで、1つでお腹いっぱいになる。猫太郎のお気に入りは、「PAUL(ポール)」や「Maison Landemaine(メゾン・ランドゥメンヌ)」のサンドイッチ。シンプルだけど、本当に美味しいんだ。

また、フランスの移民文化を活かして、エスニック料理を狙うのも節約のコツ! 例えば、クスクス専門店なら、10ユーロ(約1600円)以下で大盛りの料理が楽しめる。猫太郎も最初はフレンチレストランばかり行ってたけど、財布が厳しくなってからはクスクスや中華系のテイクアウトを活用してる。

ビストロの「プラ・デュ・ジュール」(本日の定食)を狙うのもいい戦略。ランチなら15〜20ユーロ(約2500円〜3300円)で前菜+メインが食べられる店も多い。ディナーは高くなることが多いから、外食するならランチが狙い目!

猫太郎
猫太郎

猫太郎、最初は近所のMonoprixで全部買ってた けど、
👉 肉・魚はLidl
👉 野菜・果物はマルシェ
👉 ちょっといいチーズやワインはCarrefour
みたいに使い分けたら、食費が毎月200ユーロ(約3万円)節約 できたよ!
やっぱりスーパー選びって大事だね。
あとね、日本にCarrefourが出店したことがあって、初めて行った時嬉しかったなあ。国旗が飾ってあって、めちゃ外国感あったんだよね。それをフランス人のシェアメイトに話したら「うち(フランス)のスーパーだ!」って盛り上がったのも嬉しかったなあ。
それから、PAULは日本でも大好きなお店だったんだ💕

交通費をお得に!Navigoパスの活用法

パリの公共交通機関は便利だけど、1回ずつ切符を買うとコストがかさむ。そこで活躍するのが「ナヴィゴ(Navigo)」パス!

ナヴィゴの魅力は、月85ユーロ(約1万4000円)でメトロ、バス、トラム、RER(近郊列車)すべて乗り放題になること。猫太郎も最初は1回券を使ってたんだけど、1.9ユーロ(約300円)×毎日乗ると、あっという間にナヴィゴの方が安くなる計算だった。

しかも、ナヴィゴには「週パス(Navigo Semaine)」もあって、1週間30ユーロ前後で使えるから、短期滞在の人にもおすすめ。

ただし!ナヴィゴを作るにはフランスの銀行口座やクレジットカードが必要な場合があるので、最初は窓口で手続きするのが安心。猫太郎も最初、オンラインで申し込もうとしたら「支払いができません」とエラーが出て焦った経験がある(笑)。最終的に駅の窓口で解決したから、フランス初心者はそっちのほうがスムーズかも。

フリーランスならではの出費と税金対策

健康保険&社会保障のコストは?

フリーランスとしてフランスで働くなら、健康保険と社会保障のコストは避けて通れない。猫太郎も最初は「フリーランスって、保険どうなるの?」と不安だったけど、調べてみたら意外とシンプルだった。

フランスの公的健康保険(Sécurité Sociale)に加入すると、医療費の70%がカバーされる。ただし、自己負担分もあるので、多くの人は「ミュチュエル(Mutuelle)」と呼ばれる補完保険に入る。

保険料の目安

  • 公的健康保険(CPAM):収入に応じて決まる(年間約1000〜2000ユーロが一般的)
  • 補完保険(Mutuelle):月額20〜100ユーロ(約3200円〜1万6000円)

猫太郎も最初は「ミュチュエルなんていらないかな?」と思ってたけど、フランスの医療費は高い!病院で診察を受けたら、自己負担分が意外と大きくて、結局ミュチュエルに入ることにした。フリーランスなら、できるだけ安いミュチュエルに入っておくのが安心。

コワーキングスペースの料金相場

パリのカフェで作業するのもアリだけど、本気で仕事をするならコワーキングスペースが便利!

猫太郎も最初はカフェで頑張ってたんだけど、毎回コーヒー代がかかるし、Wi-Fiが遅かったり、混んでて落ち着かなかったり…。そこで、コワーキングスペースを試してみたら快適すぎて感動した。

パリのコワーキングスペースの料金目安

  • デイパス(1日利用):20〜40ユーロ(約3200円〜6400円)
  • 月額メンバーシップ:150〜500ユーロ(約2万4000円〜8万円)

おすすめのコワーキングスペース

  • WeWork(ウィーワーク):フリーランスに人気。設備が整ってて快適。
  • Anticafé(アンティカフェ):カフェとコワーキングの中間的な場所。時間制でドリンク飲み放題。
  • La Permanence(ラ・ペルマナンス):比較的リーズナブルで静か。

猫太郎が使った中では、Anticaféがコスパ良かった。1時間5ユーロ(約800円)で、コーヒー飲み放題&Wi-Fi完備!ただ、長時間作業するならWeWorkみたいな専用スペースのほうが集中できる。

次のページでも詳しく紹介してるから、良かったら読んでね!

パリのコワーキングスペース5選♪40代フリーランスにおすすめ【2025年版】
パリでフリーランスとして働くなら、快適なコワーキングスペース選びはめっちゃ大事!特に40代フリーランスは、落ち着いた雰囲気・設備・アクセスの良さも気になるよね。…
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フリーランスの節税テクニックと経費の考え方

「フリーランスは自由だけど、税金が大変そう…」って思ってる人、多いんじゃないかな?猫太郎も最初はそうだった。でも、ちゃんと仕組みを知れば、意外と節税の方法はたくさんある!

マイクロエンタープライズを利用する

フランスには「Micro-entreprise」という簡易課税制度がある。この制度では、売上に対して一定の割合(みなし経費)が自動控除されるので、経理の手間がかからないのがメリット。

ただし、マイクロ・エンタープライズでは、実際の経費(家賃やPC代など)を個別に計上することはできない。 その代わり、業種ごとに決められた割合(たとえば、サービス業なら売上の50%)が「みなし経費」として差し引かれる仕組みになっている。

👉 もし、実際の経費をしっかり計上したいなら?
「レジーム・レル・シンプリフィエ(Régime Réel Simplifié)」など、実額控除が可能な税制を選ぶのがベター!

経費をしっかり計上する(RRS利用の場合)

  • コワーキングスペース代、通信費、仕事用PC、交通費などは経費として計上可能!
  • フランスでは「食事代も仕事関連なら一部経費にできる」から、打ち合わせのランチは領収書を取っておくのが大事。
節約で研究をする猫太郎

VAT(付加価値税)の還付制度を活用する

  • 一定の収入を超えると、VAT(消費税みたいなもの)を還付できる制度が使える。
  • 猫太郎もこれを活用して、仕事用のパソコンを買ったときに数百ユーロの還付を受けた。

「フリーランスは税金が高い!」って言われるけど、仕組みを知って上手く節税すれば、そこまで大変じゃない。大事なのは、「お得な制度を活用すること」と「経費をちゃんと計上すること」!

まとめ:パリで快適に暮らすための生活費プラン

40代フリーランスにおすすめの生活スタイル

パリでフリーランスとして暮らすなら、「無理なく、自分に合ったスタイルで」が大事!

例えば、猫太郎は最初、「せっかくパリに住むなら、おしゃれなカフェで仕事!」って思ってたんだけど、結局コワーキングスペースや自宅での作業のほうが快適だった。カフェだとWi-Fiが不安定だったり、人が多すぎて集中できなかったりすることがあるからね。

それに、家賃を抑えるために「ちょっと郊外に住む」のもアリ。例えば、パリ市内のワンルーム(1000ユーロ以上)より、パリ感覚で暮らせるけど、住所や行政がパリと違うモントルイユやヴァンヴの800ユーロくらいの物件のほうが広くて快適なことがある。

そして、仕事のリズムを意識することも大切!

  • 朝型の人なら、午前中に集中して仕事をして、午後は街を散策。
  • 夜型の人なら、昼間に買い物やカフェでのんびりして、夜に作業。

フリーランスだからこそ、自分のペースで働けるのが最大のメリット!

予算を決めて無理なく暮らそう!

パリでの生活は「高い!」と思われがちだけど、事前に予算を決めておけば、意外と無理なく暮らせる。

例えば、猫太郎のおすすめする月々の生活費の目安はこんな感じ👇

  • 家賃:800〜1200ユーロ(約13万〜19万円)
  • 食費:250〜400ユーロ(約4万〜6万5000円)※外食も少々
  • 交通費(Navigoパス):85ユーロ(約1万4000円)
  • 通信費(スマホ+Wi-Fi):30〜50ユーロ(約5000円〜8000円)
  • コワーキングスペース:150〜300ユーロ(約2万4000円〜4万8000円)
  • その他(交際費・雑費など):100〜200ユーロ(約1万6000円〜3万2000円)

👉 合計:約1500〜2200ユーロ(約24万〜35万円)

もちろん、住む場所やライフスタイルによって違うけど、「思ったより高すぎないな」と思った人もいるんじゃないかな?

もっと節約するなら、

  • シェアハウスや郊外に住む。
  • スーパーやマルシェを活用して完全に自炊、パスタ+野菜+鶏肉中心にする。
  • コワーキングスペースは必要なときだけ使う。

このあたりを押さえれば、無駄な出費を抑えながら、快適にパリで暮らせるよ!

これで、パリでのフリーランス生活に必要な情報はバッチリ!「パリに住んでみたいけど、お金が不安…」と思ってる人も、この情報を参考にすれば、自分に合った生活プランが見えてくるはず。

猫太郎も最初は試行錯誤の連続だったけど、今では自分にピッタリの生活スタイルを見つけて、パリで楽しく暮らしてる。「無理なく、でも楽しみながら!」パリ移住を考えている人の参考になれば嬉しいな!